自分自身が健康であるために、いろんな工夫を習いました。
知っているのと知らないのとでは、ずいぶん介護者の負担がちがいます。

☆ボディメカ二クスの理解  
脚を開いて、支持面積を広くする。
重心を低くして、移動をスムーズにする。
利用者と介護者の身体を近づける。
てこの原理を利用する。必要な物品は近くに置き、能率の良い動作を心がける。

☆ 感染症を防ぐ
感染症(伝染病)にはウィルスによるインフルエンザ、肝炎、エイズと
          細菌による結核、食中毒、MRSA 、疥癬などがあり、
予防には「手洗い」と「うがい」が欠かせない。
     (流水で、手のひら・甲・指の間・爪・手首を1分かけて洗う)
またエプロンは、訪問先の数だけ持ち、そのつど替えること。
     (汚れている面を内側にくるんでたたむ。触らないように)
薄いゴム手袋をはめる。

☆ ストレスの対処法
年に1度は健康診断を受ける。
燃え尽き症候群(バーンアウト)を起こさないよう、同僚や上司との連絡報告や助言を求めたり、自分の身体の声を聞くことが大切。仕事からまったく離れた趣味や仲間を持つと良い。
「ヘルパー2年の壁」といわれるのは、このあたりが関係する。

 利用者の動くことの意義 
廃用症候群…これって「寝たきり」のことです。
いくら医学用語とはいえ、他に言い表し方がないものかな。ドキッとしますよね。

「寝たきり」になると、意欲の低下、痴呆、肺炎、失禁、食欲低下、関節の動きの低下、筋力の低下、感覚の低下、床ずれ、便秘、骨粗しょう症、などになってくる。
 主な原因である骨折を防ぐこと。 寝たきりを防ぐために、生きる意欲を持たせること。動くことにより、視野が広がり、コミュニケーションの場も広がってくる。頭を使わせる。

辱そう(床ずれ)とは長時間同じ体位でいることで組織が圧迫され、血液不足から皮膚が崩れてくることです。
辱そうを発見するのはヘルパーが多い。血のめぐりが悪くなっていので、はじめは小豆つぶぐらいの赤い発疹です。ひどくなると筋肉・骨にまで及び敗血症になってしまう。写真を見るのも忍びないほど痛そうです。
辱そうの原因は
1寝たきりで、寝返りができない(およそ1晩で30回・15分に1回の割合)
2不安定な体位ですれる(皮下脂肪の低下で体圧をうけやすい)
3シーツ、寝巻きなどによる摩擦(しわ)で傷つきやすい
4汗や失禁の放置(皮膚や下着、寝巻きが汚れている)
5栄養の偏り、量、バランスが不適当。(傷が治りにくい)など
 2時間に1回は体位変換をしたり、車椅子に乗せたりするべきですね。

☆ 体位について
1. 仰臥位 (あおむけ)                  
2.右側臥位 (対面・横向き)               
 左側臥位 (背面・横向き)               
3.長座位 (上体を起こし、90度にすわる・脚を伸ばすこと)   
4.半座位 (30度から45度ですわる)            
5.端座位 (ベッドの端に腰掛け、脚を垂らした体位) 
6.腹臥位 (うつ伏せ)           
7.立位                   

☆体位変換のポイント 
   とにかくコンパクトになってもらう 
   腕を組み合わせる (動かない腕が下側)
   前傾姿勢をとってもらう(体重を介護者に預けてもらう) 
   利用者の脚を引かせる(介護者の脚が入るように)
   腰をひかせる (重心を低くし、安定良くする)
   ひざをまげる(押すと背中が浮く)
   時間差で (1、2、3で)
   てこの原理を利用して動かす。(腸骨を押さえてから)
   まくらや座布団などで支え、安定させる。
なるほどなぁと感心することしきり。何度も繰り返すことで体得したいですね。

水平移動・上方移動、または全介助かどうかで方法は異なるけれど、
介護者と利用者の身体をできるだけ近づける事が、双方の負担を軽くします。

車椅子
車椅子を選ぶときのポイント
☆ 本人がこぐのか介助するのか
☆ 材質は、価格は高いがアルミ製のほうが軽くて操作しやすい
☆ 座面の高さや幅をどれにするか。フットレストに脚を乗せたときにちょうどの高さのものを選ぶ。
☆ 介護者が押す場合、介護者が操作するブレーキがついているほうが良い。
 
利用者を車椅子に乗せる時、その人の機能の残った方の脚を軸にする。
抱きかかえるようにして乗せるが、重いですね人って。
この日は教室の中だけで繰り返し練習。

トップページ

ヘルパー

ヘルパー講座5日目

体位・姿勢交換の介護、車椅子への移乗の介護

ヘルパー講座4日目

ようこそ嶋田整骨院へ