ヘルパー講座5日目
衣服着脱の介護
1.なぜ着替えるか
☆ ボケを進行させない(床ずれもなくす)
☆ 意欲をわかせる(心で感じることは、脳に影響する)
☆ 生活のリズムの切り替えになる(フォーマル・インフォーマルのめりはり)

2.素材の選び方
☆ 吸湿・通気・保温があり、伸びる素材
☆ 目的にあわせたもの

3.着脱の援助
「脱健着患」が原則。脱ぐときは健康な方の腕から、着るときは患っている方から。
☆ 介護者の手を温めておく。部屋の温度も気をつけて。
☆ 利用者のプライバシーに注意。不必要な露出をさける。タオル一本あると便利。
☆ 自力で体位交換(,寝返りなど)できない場合、服やシーツにしわを寄せないように注意する。

いすに腰掛けた状態で、トレーナーの着替えを介助したとき、子育て経験者との差がでました。
母は、子どもを着替えさせるとき、耳やあごを引っ掛けないよう気をつけるのは当たり前と経験上解っています。が独身者や男性には、初めての事なので「ひっかかる= 痛い」ということを教わって納得。


ベッドでの寝巻きを着替えさせる時は、健康な方を片肌脱いで、ごろんと横をむいてもらい、準備しておいたきれいな寝巻きを着せる。これは寝巻きの背中心に気をつけるとわりとうまくいきました。
利用者の体格の差により、難易度が違うので、やはり練習あるのみ。

4排泄
皮膚呼吸も汗も排泄のうち。
排尿は健康のバロメーターとなる。朝のおしっこは、色が濃い。水分補給が少なくても濃い色。
もし、感染を起こしていたら、おしっこの色は、赤くなる。
尿道の長さは男性が16〜20pあるが、女性は4〜5pなので尿路感染が起き易い。

尿意は200ccでトイレ行きたいな、300ccでいかなくちゃ、500ccでもうがまんできないよーとなる
1日でおよそ1500ccを体外に出す。
ちなみにうちの主人は「痔」の手術のあとおしっこがうまく出なくて800CCたまり、腎盂腎炎になってしまいました。(5日間入院)
脱水症状とは おしっこの量が少ない。顔が赤い。熱がある。口が渇いている。状態です。
こうなると、ちょっと水を飲ませるぐらいでは足りない。血液に直接水分を入れる必要があるのですぐ、医者に連絡を。

排便障害
☆ 便秘によるものーーー食べられない、めまい、吐き気がある
   原因は運動不足、寝たきり、薬の副作用などがある

☆ 下痢によるものーーー脱水症状をおこす、熱がでる
   
介助の仕方
   尿器のあて方、オムツの仕方は男性と女性では異なる。
  プライバシーに気をつける(バスタオルをあてる、露出をさける、部屋から出る)
 
人間誰しもできれば自力で排泄をしたいと願うものですが、色んな状況で不可能になった時、「恥ずかしい」との思いがあります。そのあたりを自分に置き換えて考え、介護したいものです。

あなたが介護者の時、その部屋に立ち込めるにおいに対応できるかどうか。
赤ちゃんのうんちはその笑顔で、くささも吹き飛ぶけど、大人のうんこは便秘・下痢ともたいへんです。
マスクをしても良いものか、消臭剤を使っても良いのかなど悩むけれど、慣れてくるようですね。
体調のバロメーターであるわけですから。



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ポロポロこぼれる涙と鼻水を、ハンカチで押さえながら、朗読を聞いていました。そしてヘルパーとしてお世話させていただく時にとても大切な事を教えていただきました。あなたは泣かずに読めましたか?

   看護婦さん、助手さん聞いて

何が見えるの、看護婦さん、あなたには何が見えるの
あなたが私を見るとき、こう思っているのでしょう
気むずかしいおばあさん、利口じゃないし、日常生活もおぼつかなく
目をうつろにさまよわせて
食べ物をぼろぼろこぼし、返事もしない
あなたが大声で「お願いだからやってみて」と言っても
あなたのしていることに気づかないようで
いつもいつも靴下や靴をなくしてばかりいる
おもしろいのかおもしろくないのか
あなたの言いなりになっている
長い1日を埋めるためにお風呂を使ったり食事をしたり
これがあなたの考えていること、あなたが見ていることではありませんか
でも目をあけてごらんなさい、看護婦さん、あなたは私を見てはいないのですよ
私が誰なのか教えて上げましょう、ここにじっと座っているこの私が
あなたの命ずるままに起き上がるこの私が
あなたの意思で食べているこの私が誰なのか

私は十歳の子どもでした.。父がいて母がいて
兄弟、姉妹がいて、皆お互いに愛し合っていました
十六の少女は足に羽をつけてもうすぐ恋人に会えることを夢見ていました

二十歳でもう花嫁。私の心は踊っていました
守ると約束した誓いを胸にきざんで
二十五歳で私は子供を産みました
その子は私に安全で幸福な家庭を求めたの
三十歳、子供はみるみる大きくなる
永遠に続くはずのきずなで母子は互いに結ばれて
40歳、息子達は成長し、いってしまった
でも夫はそばにいて、私が悲しまない様に見守ってくれました
50歳、もう一度赤ん坊が膝の上で遊びました
私の夫と私は再び子供に会ったのです
暗い日々が訪れました。夫が死んだのです
先のことを考え--不安で震えました
息子達は皆自分の子供を育てている最中でしたから
それで私は、過ごしてきた年月と愛のことを考えました

今私はおばあさんになりました。自然の女神は残酷です
老人をまるでばかのように見せるのは、自然の女神の悪い冗談
身体はぼろぼろ、優美さも気力も失せ、
かつて心があったところには今では石ころがあるだけ
でもこの古ぼけた肉体の残骸にはまだ少女が住んでいて
何度も何度も私の使い古しの心をふくらます
私は喜びを思い出し、苦しみを思い出す
そして人生をもう一度愛して生き直す
年月はあまりに短すぎ、あまりに速く過ぎてしまったと私は思うの
そして何物も永遠ではないという厳しい現実を受け入れるのです

だから目を開けてよ、看護婦さん---目を開けてください
気むずかしいおばあさんではなくて、「私」をもっとよく見て!

 心に響く、あとあとまでずっと記憶に残ることになりました。この日講習会の途中で講師の先生が、「詩」を読んでくださったのです。作者は誰かわかりません。判らなくてもいいのです。私はある人の事が思い出され、不覚にも涙が止まりませんでした。コピーをいただきました。その詩とは

衣服着脱の介護、排泄・尿失禁の介護

ヘルパー講座5日目

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